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FEELCYCLEぼっち会員が思ったことを淡々と書いていくブログ

漕ぐだけでバイクを動かすFEELCYCLE会員

 

以前にposition3の苦手意識を克服するコツの一つを紹介しましたが、それをあらためて読み返してみて思い出したのはレッスン中にバイクの位置が前進したり斜めになったりするほど本気で漕ぐFEELCYCLE会員の存在です。


私も実際に見かけたことがあるのですが、position3のrunの最中にバイクが20~30cmほど前進していた会員を見かけた時は驚きました。

 

おそらくバイクの位置が移動してしまうことに関しては本人も気にしているかもしれませんので、バイクの位置が移動しにくくする方法を私なりに考えてみました。

 

そもそもposition3のrunの時にバイクが動いてしまう理由として考えられるのは、ハンドルに体重を乗せすぎている可能性です。
なぜならテコの原理でバイクの後ろの足が浮いてしまい、バイクの重心が不安定になるからです。

よって、position3のrunの時は腰~お尻あたりの部分をややサドル寄りに後ろに引くとバイクの位置は動きにくくなります。
繰り返しますが、ハンドルに体重をかけすぎないことが重要です。

 

これはインストラクターからすると推奨されないかもしれませんが、どうしてもハンドルに体重をかけてしまいがちな方であまりにもバイク位置のズレが気になる場合は、position3の時に先端よりも数cmやや手前を握るようにしてください。
この方法でも重心を後ろに持っていくことができるようになります。
ただし、重心を後ろに下げるのはあくまでバイク位置をズレにくくするための対処法であって、必ずしもズレないとは限りません。

 

もちろん重心を後ろに持っていったところで脚力が強すぎたり体重がある程度あったりすればバイクもそれを支えきれなくなり、特にrunの時にはバイクがズレることがあります。

 

たとえば体重50kgの人と70kgの人が同じバイクを漕げば、当然のことながら70kgの人の方が重さを支えるのが大変です。
side to sideの時なんて、20kg分も余計に左右に動く体重を支えなければならなくなるので、50kgの人と比較をすると70kgの人の方が多少はバイクも左右に傾くことがあります。

バイクが左右に傾くということは、バイクの足が浮いているということです。バイクの足が浮けばバイクの位置も動きやすくなります。

 

ちなみに、実は重心を後ろに引くことのメリットはもう一つあります。
それはウエスト周りのシェイプアップ効果です。

 

重心を後ろに引くことで自然と股関節の可動域が狭くなるため、どうしても脚だけではなく腰から下半身を動かすようになります。
腰から下半身を動かすようになれば、結果的にお腹周りの筋肉を使うようになり、ウエストが引き締まっていきます。

 

そういえば、もう一つレッスン中にバイクが動く理由があります。
それはメンテナンス不足です。

 

FEELCYCLEで使用しているスピニングバイクは前方2箇所、後方2箇所の計4箇所の足で支えられていますが、それぞれの足はネジで高さを調整できるようになっています。
その4本のネジのどれか1本でも、高さがたとえ数ミリでも異なっていると、バイクを漕いでいる間に微妙に揺れが生じ、そのわずかな揺れの影響で固定バイクの位置が動いてしまう可能性があります。

 

こちらに関しては、レッスン前のバイクセッティング時に意識して確認するようにしましょう。
バイクに跨る前にもサドルとハンドルに手をかけて揺らせばネジの高さが安定しているかどうかを確認できます。