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FEELCYCLEぼっち会員が思ったことを淡々と書いていくブログ

インストラクターに粘着するFEELCYCLE会員

 

2ちゃんねるを眺めていると、よくインストラクターに粘着している会員について取り上げられるのを目にします。

 

私は比較的ドライなので、FEELCYCLEではレッスンを受けたらすぐにシャワーを浴びて帰宅するタイプですし、インストラクターに声をかけていただいても挨拶程度の軽い会話のみで終えてしまうのですが、人によってはインストラクターと特別な関係になりたいとか仲良くなりたいなどと考えてレッスン前後に積極的にコミュニケーションを取りに行く方が居るそうで。

 

個人的には、インストラクターとの仲が深まることでFEELCYCLEへ通うモチベーションに繋がるのであればその会員にとっては良いのではないかと思いますし、私からすると「どうぞご自由に」という感覚なのですが、コミュニケーションの取り方が苦手な方の場合はそれが度を超えてしまうことがあるようです。

 

度を超えてしまうというのは、たとえばインストラクターに対して執拗にコミュニケーションを取ることでインストラクターの(精神的な)負担を増やしてしまったり、周りの会員に迷惑をかけてしまったりすることです。

2ちゃんねるの方々は、そのような会員の行為のことを「粘着」と蔑んでいるようです。

 

どうして彼ら・彼女らがそのように粘着行為をしてしまうのかというと、ある種の勘違いをしてしまっているからではないかと思います。

 

というのも、インストラクターからすると会員はお客様であり、サービス業の従事者として全ての会員に出来る限り平等に接しようとします。

つまり、インストラクターは会員を選べないんですね。

 

そのため、インストラクターからすると仕事をする上で当たり前に行う接客であっても、男性経験・女性経験の少ない会員からするとそれまでの人生で味わったことのない特別感を抱いてしまうことがあるのではないかと思います。

これが「ある種の勘違い」です。

 

さらに、接客する側とされる側では明らかに後者の方が立場は上ですので、そのような勘違いが加速してしまうのではないかと思います。

たとえば年齢差に関して言及すると、インストラクターは20代が中心であるのに対して会員は30~40代の方が中心です。
そのため自分より一回りも二回りも若く、さらに自分よりも立場が弱い関係の相手(特に異性)に対しては積極的にコミュニケーションを取りに行きたくなるのかもしれません。


逆に、ある程度の男性経験や女性経験がある会員であれば、インストラクターが気さくに接してくれることに対してもどこか「接客業では当たり前」のような冷静な感覚を持っていますので、もちろん多少は嬉しさを感じることはあるもののそれ以上の特別感のようなものは抱かないのではないかと思います。

なぜなら、あくまで「インストラクターと会員」という関係であることを理解しているからです。

 

そのような会員の場合はコミュニケーションにおける距離感というものを分かっているため、インストラクターと接する際にも自分中心ではなく相手のことや周囲のことを考えることができるのではないかと思います。

 


私が思うに、おそらく粘着している会員本人は自分がインストラクターに粘着している自覚はありませんし、2ちゃんねる含め他人から指摘をされても自分の何が粘着行為に該当しているのか、他の会員に迷惑をかけているのかを理解できていない可能性があります。

それまでの人生で対人関係における満足度が低く、それと同時に対人スキルが身に付いていないからです。

つまり、対人スキルが身に付いていないため、「周りからどう思われているのか」「異性からどう思われるか」というのが本気で分からないだけなのではないかと思います。

 

したがって、客観的に「あの人は粘着行為をしている」と判断でき、かつ自分自身はそのような行為をしていない方はある程度の対人スキルが備わっているとは思いますので、そういう粘着質な会員については「かわいいな」くらいに思っておけばいいのではないかと思います。